日中のおしっこ・うんちをしたいという意思疎通ができるようになりましたね。やりました!でも次は何?多くの親御さん達は、夜中のトイレトレーニングを恐れているようです。なぜならば、それは寝不足、洗濯物が増える等様々な心配事を連想させるからです。
夜中のトイレトレーニングは日中のものとは著しく異なります。何故ならば、小さい子供は睡眠中の体の機能をコントロールすることがまだできないからです。夜中におしっこがしたいから起きると期待してはいけません。
そんな親御さんの心配事を和らげ、オムツからパンツへの移行をよりスムーズに進める、簡単なポイントをご紹介します。

1.寝る前の水分補給を制限する
多くの専門家は、夕食の後に水分を全く与えないことをお勧めしています。二人の子供をもつミノリ・アルメイダは「寝る前の水分を補給を減らす」と言っています。
夕飯の後の水分補給は牛乳やジュースではなく水に限り、少しの量に控えることです。
2.寝る前にトイレに行く
娘は寝る前にトイレに行かせようとすると、「おしっこしたくない!」と良くいいます。でも結果たくさんおしっこをすることになります!寝る直前にトイレに行くことはより快適な睡眠を得る手助けをします。更に夜中にトイレに起きる回数が減るのです。
3.脱がせやすい洋服を着せる
ペアレントタウンの利用者パメラ・プラダンは、「脱がせやすい洋服を着せて、例えば、フルボディースーツよりもウェイストがゴムのパンツをはかせて寝かせる。」ことをお勧めしています。又、アクシデントを予想して替えの洋服を手元に用意しておくことだそうです。
4.パンツに移行する前にパンツタイプのオムツを使用する
お漏らしを本当に心配している場合は、パンツタイプのオムツを使用することから始めてみてください。寝る前にパンツタイプのオムツをはかせます。そして寝る直前にトイレに行かせ、パンツタイプのオムツをまたはかせます。
さらに、お子さんが起きたらすぐに、そのパンツタイプのオムツを脱がせます。このパンツタイプのオムツが乾いている頻度が高くなれば、普通の下着のパンツに移行します。

5.起こしてトイレに連れていく
二人の男の子を持つママ、ナリカ・ウナンテネは「真夜中に子供を起こしトイレへ連れていきます。」といっています。これは、三人の子供のママ、サマンサ・ベックも効果があるといっています。
自分自身の就寝時間直前の、10・11時頃に優しく子供を起こします。完全に起きないように部屋のライトは暗いままで、トイレに連れていき、おしっこをさせます。
子供は抵抗し癇癪をおこすかもしれません、しかし冷静を保ち無理強いしたり口論になったりしないで、優しくトイレでおしっこをするよう諭します。
6.朝起きて一番にトイレに行かせる
翌日の朝一番に必ずトイレに連れていくこと。夜中を通しておしっこをしていなくても、朝一番におしっこをする必要があります。必ずトイレでおしっこをさせ、パンツタイプのオムツにはさせないでください。

7.おしっこをしなかった日にご褒美を上げる
ミノリママは子供達に簡単な褒美システムを使用しているそうです。「オムツが乾いていたときは毎回シールをあげます。」 これは子供達に効果があるでしょう、しかしもしお漏らしをしてしまっても叱らないことです。
8.お漏らしをしても冷静を保つ
夜中の3時に冷静を保つのはかなり難しいです。しかしストレスが子供の成長過程に大きな影響を与えます。ママの期待を裏切ってしまったと思うかもしれません。そしてそれは自動的に自尊心の喪失につながります。トレーニングの最中に羞恥心を使ってはいけません。冷静を保ち、掃除をし、着替えをするだけです。
お漏らしと言えば、ウォータープルーフのマットレスを購入してもいいかもしれません。そうすれば、少なくともマットレスだけでも濡れないですみます。ナリカママは「用心のために、2重層のマットレスを使用している」そうです。
また、男の子に比べ女の子の方がトイレトレーニングの進みが早い傾向があります。ミノリママが言うには「娘の時はとっても簡単でした。ただオムツなしで過ごさせ普通の下着のパンツをはかせていました。はじめてお漏らしをしてしまった時、濡れた感覚がすごく嫌だったようです。それに比べて、息子は濡れても全く気にしていませんでした。ですから娘が数週間でオムツが取れたのに比べ、息子は数か月とかかりました。」とのことです。
それぞれ子供はひとりひとり違います。時にはイライラし、時間もかかりますが、夜中のトイレトレーニングは、子供の人生の中で重要な発達家庭なのです。少しのアクシデントを楽しみながら色々と発見してみてください。
出典:ジャヤ
二人の子供を持つママ。ソフトウェアプログラミングやビデオプロダクションを少しかじっていて、大きな夢の持ち主です。