心理学者ジェラルド・ロジャースは壮絶な離婚を経験しました。数年前、自らの辛い経験から学んだことを、そして既婚男性へのアドバイスを記事にしました。
彼の言葉は時を超える言葉です。
彼は次のように言っています。「愛する女性を失い、約16年間の結婚生活が終わってしまった今、やっておけばよかったと思うことは・・・」

彼は何をやっておけばと悔やんでいるのでしょうか。
これを読んでいる父親や夫であるあなた、これは後々後悔しないためのアドバイスです。よく読んでください。もし、夫婦の間の空気が淀んできていると感じているなら今すぐ実践してみてください。
1. 自分の弱みも見せる
妻はあなたの男性的な強さに惹かれています。しかし、心の中で泣いているときまで完璧で強くいる必要はないのです。ロジャースは「不安なことや感情を分かち合い、自分のミスをすぐに受け入れることが大切」と言っています。的を得たアドバイスですね。
2. お金のことを心配しすぎない
この厳しい世の中で生きていくのに確かにお金は必要ですが、お金のことで妻と揉めるのはやめましょう。夫婦がチームとなりお金というゲームに勝てばいいのです。お互いの長所を生かしてゲームに勝てるように協力し合うのです。
いつも愛し守り続けると誓いの言葉を口にしたあの日からしてきたように、今も妻を大切にしてください。

3.共に成長し続ける
ロジャースはこのように言っています。「たまり水にはボウフラが湧きますが、せせらぐ小川は冷たくて気持ちがいいものです。体を動かすのを止めると筋肉が衰えてしまうように、パートナーとの関係も努力するのを止めると崩れていきます。共通の目標や夢を持ち、それに向かい共に進み続けるのです」
4.何も隠さず全てをさらけ出す
夫婦円満の基礎は信頼関係です。妻に信頼されるためには、心を開いてどんなことでも分かち合うのです。心のすべてをさらけ出したときの妻の反応を考えると勇気がいることですが、明るいだけのあなただけでなく、心の闇も見せるのです。人は欠点があるからこそ魅力的に映るものです。
5. 愛すること、デートすることをやめない
10年の結婚生活で2人の子どもに恵まれているかもしれません。しかし、妻がいてくれるのが当然のことと思ってはいけません。初めて妻と会い、「この人と結婚するんだ」と分かったあの日のように、愛情を注ぐのです。妻はあなたの宝であり、あなたはそれを愛情で表現する必要があるのです。

6. 何度も何度も恋に落ちる
「人は絶えず変わり続けるものです。結婚当初、今、5年後では、どれもまったく同じあなたではないはずです。変化が訪れたとき、お互いを選び続けることが大切です。妻にはあなたと一緒に居続ける義務はなく、あなたが努力を止めたら他の人を選んでしまうかもしれません。閉ざされてしまった心は二度と開かないかもしれません。妻を振り向かせようと夢中だったあの頃のように、妻の愛を勝ち取る努力を続けるのです」
7. 愛を選ぶ
結局のところ、これが一番大切です。ロジャースは次のように締めくくっています。「愛に従うことを全ての原則とすれば、幸せな結婚生活を脅かすものなど何もないのです」
愛があればどんなことも耐え抜くことができるのです。