陣痛の痛みは実際どのくらいか

「痛みで泣くのかと思ってたわ・・・ほら、映画でよくあるじゃない?でも、違った。ただただ汚い言葉を叫びたい気分だったわ」

 

出産したことのあるお母さんなら陣痛がどういうものだったかはっきりと覚えていることでしょう。無痛分娩を選んだ人でも陣痛がどのようなものかある程度は経験したことでしょう。

 

ここでは出産を終えたお母さん達に陣痛が実際どのようなものなのか、少しでも手掛かりになるように聞いてみました。

 

陣痛の兆候

 

陣痛

 

「陣痛の痛み」という言葉を聞いても逃げ出していないのであれば、陣痛についてもう少し見ていきましょう。まずは陣痛の兆候です。もし身体に起こっていることに少しでも不安を感じたら、直ぐに産婦人科に連絡しましょう。赤ちゃんとのご対面がもうすぐなのか医師はすぐに診てくれます。

 

陣痛の始まりの主な兆候は、子宮の収縮による規則的な強い痛みです。また「おしるし」が来ることもあります。おしるしは粘液性のおりもので、血液が混じった状態のものもあります。これは子宮頸部の粘液栓が排出されたものです。慌てずに医師に連絡し、いつ病院に行くべきか助言をもらいましょう。

 

他の陣痛の兆候としては、腰痛、生理痛のような痛み、便通などです。便通は腸が赤ちゃんの頭で押されることで起こるものです。そして、一番わかりやすい兆候はもちろん破水です。(膜の破裂)

 

先輩ママによる実際の陣痛について

 

はじめての出産のときは、用を足しているわけでもないのに酷い下痢をしているように感じました。そして、それは今までで一番長い「下痢」でした。

 

一般的には子宮がギューっと締め付けられる感覚があります。陣痛は強い波でやってくることで赤ちゃんを正しい姿勢にし生まれやすくします。そして子宮周辺の筋肉が硬くなり収縮するのが感じられるでしょう。チャン・リー・シャンはお腹が石のように硬くなり、赤ちゃんが飛び出てくるように感じたそうです。

 

トレイシー・チャンは「私はバンシー(アイルランド民話に登場する泣き叫ぶ妖精)のように叫んでいたわ。痛みの波が来たときはいつも腰回りに不快な痛みを感じました」と語っています。

 

陣痛はお腹にガスが溜まったときの痛みに似ています。また、強い圧がかかっているような感覚でもあります。ケア・チアは次のように陣痛を説明しました。「お腹からお尻まで下痢の痛みがあり、その痛みはノンストップで回り続ける洗濯機のように強さを増していったわ」

 

そんな中、なんと陣痛中に tootsie roll (トゥッツィー・ロール)を踊ったお母さんもいました。ユキ・ニシザワがそうです。

 

他にも陣痛は背中に持続的な痛みがあるようだとも言われます。私の2人目のときがそうでした。赤ちゃんが上向きで産道に入ると赤ちゃんの頭蓋骨が背中の神経を圧迫し、信じられない程の痛みを感じることがあります。

 

私の場合、座ることも横たわることもできずに発狂した人のように午前3時に部屋の中を歩き回っていました。陣痛の様子を見るためにモニターを付けられても背中ばかり気になっていたので、正確に陣痛が検出できなかったと思います。

 

そして、その痛みの強さの変わり方ときたら!最初は陣痛の間隔は長く、徐々に短くなってきます。そして、陣痛はどんどん痛く、長く続くようになるのです。

 

「3年前、鎮痛剤を使う前に陣痛が始まってしまったの。すごく疲れていて眠かったわ。冷や汗をかいていて、陣痛の痛みが押し寄せてくるとベッドの上でもがきながら夫に暴言を吐いていたわ。それでも陣痛と陣痛の合間に眠ることはできたの。痛みが凄くて、もう何がなんだか。痛すぎてすごくハイな状態だったわ。3ヶ月でまたあの経験をするのよ!」と妊娠中期のビー・リアンが話してくれました。

 

リリアン・ホーは「痛みで泣くのかと思ってたわ・・・ほら、映画でよくあるじゃない?でも、違った。ただただ汚い言葉を叫びたい気分だったわ」と振り返りました。

 

ちょっとした問題が起こることも

 

陣痛

 

分娩室では何が起こるかわかりません。事前対策はなく、起こったことに対応するだけです。

 

レン・ディクソンは2度目の妊娠中の体験を語ってくれました。彼女が投与された硬膜外麻酔(無痛分娩の麻酔)は体の左側のみにしか効かず、右側は通常の陣痛の痛みを感じていたといいます。

 

「それは今まで感じたことのない奇妙な感覚だったわ。体の右半分は言葉で言い表せないほどの痛みを感じて引きつっているのに、左側は何も感じないんですもの。痛みは半分だったけど、赤ちゃんが生まれるまで看護師や医師に怒鳴り散らせるほどの恐怖は十分に感じたわ」
怖いですね・・・

 

さぁ、もう1回!

 

陣痛

 

痛みを乗り越え暴言を吐いた後、お母さんは出産という奇跡を経験し命をこの世にもたらすのです。10ヵ月待ち続け初めて我が子を抱く瞬間は感動そのものです。どんなに痛くても、赤ちゃんの瞳を覗き込んだ瞬間、全ては元通りになるのです。縫合が始まるまでは・・・(怖)