「私たちの赤ちゃんは、とても大切な理由で、私ではなく妻の姓を名のります。」

父親によっては、この決断は男性としての立場がないと思う人もいるでしょうが、アリにとっては全く問題がないようです。

 

世界中でもほとんどの場合、女性が結婚すれば、夫の姓を採用するのが慣例です。パートナーとなること、代々受け継ぐ苗字、死ぬまで愛を誓う結婚の証だからです。

 

しかし、この21世紀において、この慣例は今なお適切なのでしょうか?この一組の夫婦にとってはそうではありません。実際に彼らは子供にも母親の姓を与えるほど、この慣例にはとらわれないのです。

 

彼の「ママミア」の記事で、アリ・シャープ氏はこの一般的な結婚のルールを気にこだわらない決断をした詳細な理由を語っています。

 

赤ちゃんは妻の姓を名のります

 

「メラニーと私はとても平等な関係です。経済面から家事まで、全ての決断に関して、私たち二人で平等の恩恵を享受し、平等の責任を負っています。」

 

「だから2014年に結婚した時も、私達のどちらかが、自分の姓をあきらめるよりも、これまでの姓をそれぞれ名乗り続けることが自然だったのです。(おそらく、私達が結婚したときは二人とも30代で、自分の名前で自立した生活が確立していた影響もあるのでしょう。)

 

この夫婦は、妻が所有物のように夫の姓を名のる習慣は、「個人のアイデンティティを求めるには全く合わない」と考えました。

 

あるときは、彼らの姓をつなげて、新しい名前を作り、混成の名前を採用することも考えました。しかし、アリが二つの姓が一緒になっても良い響きがどうかが重要だけれど、あまり良い響きにはならなかったために採用しませんでした。

 

「私達は、娘が母親の姓を名乗り、息子が父親の姓を名乗るというように、同性同士の親子は同じ姓にするのがいいとずっと思っていました。」

 

赤ちゃんは妻の姓を名のります

 

「これは、どちらかの親が家長として特別扱いされずに、両方の親が子供に自分の姓を継いでもらう機会を与えられる、より平等な方法です」。

 

だから、彼らが女の子が生まれると知った時には、どちらの姓を彼女につけるかはもうわかっていたのです。

 

父親によっては、この決断は男性としての立場がないと思う人もいるでしょうが、アリにとっては全く問題なかったのです。

 

「姓を変えずにいる妻を持ち、社会問題に意識が高いと思っている父親でさえ、その多くは、自分の子供にはずっと自分たちの姓を名乗り続けてほしいと願っています。」と、アリは言います。

 

アリは父親として、娘の個性と功績を誇りに思うでしょうが、彼女のどちらの姓であるかは関係ありません。

 

その一方で、彼は父親たちが不本意に思う気持ちも理解できるのです。しかし、私達が男女平等のために変わっていくならば、このような決断もしなければならないのです。

 

結局のところ、女性は代々にわたって、彼女たちの姓を失ってきたのです。

 

アリはこのやり方には大変なこともあるとわかっています。「もし、将来私達に息子ができたら、姉と違う姓を持つことになるでしょう。同じ家族として、彼らをどう呼ぶべきかはっきりしないという人もいるかもしれません。」

 

「私達のやり方にはリスクもあります。もしこの先、私達に息子ができたら、彼は自分の姉とは違う姓を持つことになります。人によっては、同じ家族としてどのように彼らをよぶべきかはっきりしないと言う人もいるかもしれません。」

 

「メラニーと私は、おそらく二つの姓を持った、一つの家族という解釈をしてもらうのが、人々に理解してもらいやすいのかと思います。また、他の人には、私が同じ名前を共有していないのに、本当に娘の父親なのかと思われることもあるかもしれません。」

 

「しかし、そう思うのは彼らの問題で私たちの問題ではありません。だから、私達は私達のやり方で娘に名前をつけたのです。もちろん、その名前は彼女のもので、保持するのか、変更するのか、全く違う名前に変えるのかは彼女の自由です。」