睡眠時間を一定に保つことが脳の発達に重要

毎晩一定の睡眠時間を保つことは、睡眠時間と同様に重要であると研究者たちは言っています。

 

早く寝る

 

小さな子どもは1日最低でも12時間の睡眠が健康な発育に必要だと聞いたことがあることでしょう。一方で、「早寝早起きは人を健康で、裕福で、賢明にする」という、疑いもなく信じられていることわざもあります。

 

子どもが一定の睡眠時間をとることを身につける大切さを親は本当に理解していません。先ほどのことわざは、ただのことわざだけではないのです。少なくとも、子どもの脳に良いとされる規則的な睡眠の必要性を強調しています。

 

一定の睡眠時間

 

イギリスの研究者たちは、常に一定の睡眠時間を確保している子どもは、より良い認知能力の兆候が見られることを発見しました。Huffington Post (ハフィントンポスト)によると、3歳、5歳、7歳の子ども11,000人が分析され、読書、算数、空間能力について検査されました。

 

睡眠時間脳の発達

 

研究では、3歳の時に一定の睡眠時間を確保していないと7歳の時に検査で低い得点を取るということが示唆されています。頻繁に一定時間の睡眠時間を確保していなかった子どもたちは、よりはっきりとした認知的影響が出ていたのです。

 

睡眠時間を一定にすることは、概日リズム(サーカディアンリズム)を正常に機能させるのに極めて重要なことです。そして、概日リズムが正常に機能することは体にだけでなく、脳にも良いことです。体内時計はスケジュール、光、メラトニンの分泌によって動きます。一定の睡眠時間を確保するということは、週に7日それを実行することで体内時計を作り、毎日大体同じ時間にメラトニンの量がピークを迎えられるようにするということです。

 

睡眠のしつけをして、赤ちゃんの健康と発達を向上させましょう

 

睡眠のしつけ

 

研究結果に一貫性はあるものの、このテーマは真実だとは証明されていません。ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの疫学・公衆衛生のアマンダ・サッカー教授は、「一定の睡眠時間を得ることと、十分な睡眠時間を得ることは密接なつながりがあるため、どちらが重要なのかを判断することはできません」と述べています。

 

また、研究者たちは一定時間の睡眠が、子どもの発達を決定づける可能性のある他の要素に関連していると示しています。研究者たちは規則的な睡眠時間を確保していないことは、「ぐちゃぐちゃな家庭環境」を反映していると言います。

 

遅く寝る子どもたち、または一貫した習慣がない子どもたちは、夜にテレビを見たり朝食を抜く傾向にあります。これは子どもの学習発達に悪影響を及ぼします。それに対して、一定の睡眠時間を確保している子どもは、眠る前に読み聞かせをしてもらっていることが多いそうです。

 

「寝る前の習慣がない家庭は、栄養や読み聞かせなど他のことも手抜きしている家庭という、より大きな絵の一部なのでしょう」とフィラデルフィアのセントジョセフ大学大学院心理学研究科所長で小児臨床睡眠医学専門家のジョディ・ミンデルは述べています。

 

睡眠時間脳の発達

 

親ができること

 

調査では、一晩で9時間45分以下の睡眠時間の4歳児は怒りや攻撃性で問題がより多く見られることが分かりました。一定の睡眠時間を取ることは、子どもの認知発達に重要なだけでなく、行動にも影響するのです。

 

国立睡眠財団は1日あたり、1~3歳の子どもは12~14時間、3~5歳の子どもは11~12時間、5~12歳の子どもは10~11時間の睡眠時間を推奨しています。自分の子どもが適切な睡眠時間を確保できているか確認しましょう。

 

まずは簡単なところから始めましょう。あなたの子どもが夜更かしをよくするのであれば、次の日は15分早く眠るようにしましょう。適切な(就寝)時間に慣れるまで続け、寝る直前にテレビを見たり、パソコン(その他の電子機器)を使わせないようにしましょう。

 

あなたの子どもはどのような睡眠パターンですか?是非、教えてください。避けたい寝る前の習慣の間違いについてもっと知るには、このビデオをご覧ください。