研究により母乳で癌治療の大発見!

母乳の驚くべき治癒特性を世に知らせるというある研究者の固い決意。彼女の探求について読み進めていきましょう。

 

この記事を読んでいるほとんどの人は母乳の素晴らしい特性を既にご存知のことでしょう。スイスの教授とそのチームは、母乳の強力な特性を癌治療に使用できないか検討しています。

 

何十年にも及ぶ研究

 

ルンド大学のカタリーナ・スヴァンボルグ教授は、過去20年間人間の母乳で実験を行ってきました。

 

伝えられる所によれば、90年代初頭、スヴァンボルグと彼女の生徒アンドレ・ハカンソンは細菌と戦う母乳の能力を分析していました。このような実験では、しばしば人間の癌細胞が使われます。実験皿の上では死ぬことがなく、通常のヒト細胞と同じような反応を示すためです。

 

癌細胞を殺すことのできる母乳に含まれたタンパク質を研究者たちが発見したのは、正にこの実験中だったのです。

 

癌細胞は母乳にさらされると消滅していくことが観察されたのです。それは、まるで母乳が癌細胞を「自殺」に追いやっているかのようでした。重複実験でも同じ結果が出ました。

 

スヴァンボルグは、「顕微鏡で瀕死の腫瘍細胞を見るのはとても興奮しました。実験を繰り返しても同じ結果が出た時は特にです。類似した実験では長い間、非癌性の細胞を使用してきましたがそれらは死にませんでした」

 

癌細胞に「死」をもたらした母乳タンパク質は、膀胱癌と大腸癌の腫瘍、そして最も侵攻性の高い脳腫瘍も速やかに縮小していくことが分かったのです。

HAMLET

 

母乳で癌治療

 

スヴァンボルグは、細胞を殺すこの珍しい母乳タンパク質をハムレット(HAMLET) と名付け、その発見の特許を取得しました。(腫瘍細胞致死性ヒトα-ラクトアルブミン [Human alpha-lactalbumin made lethal to tumor cells])

 

この発見は1995年、多くの学問領域にわたり最も引用される科学雑誌 The Proceedings of the National Academy of Science (科学アカデミー紀要)に載せられました。

 

しかし、この発見に対し科学界は喜びの声を上げるのではなく不信感を抱きました。その頃スヴァンボルグが重要視されなかったのは、スヴァンボルグが癌研究チームや製薬開発団体の一員ではなく免疫学者だったからだと思われました。

 

しかし、彼女は諦めませんでした

 

母乳で癌治療

 

過去20年間、スヴァンボルグは断固たる姿勢で研究を続け、初期の所見を裏付ける具体的な科学的根拠を集めてきました。

 

以後、HAMLETは人間や動物でも試され、化学療法とは異なり健康な細胞に害を及ぼさずに40種以上の癌を殺すことが繰り返し証明されています。

 

例えば、ある人体実験では膀胱癌を患っている9人の患者に対し、腫瘍摘出術の1週間前に1日5回HAMLETが投与されました。

 

投与して僅か2時間で9人中8人の患者の尿に癌細胞が排出され始めていたのです。腫瘍も縮小していました。

 

スヴァンボルグはHAMLETを市場に導入するために研究を続けています。また最近イタリアで開催された母乳育児と授乳シンポジウムにて、最新の発見を発表しました。彼女のチームはHAMLETの大量生産方法という画期的な発見をしました。これは癌治療の新薬として導入する準備が整ったことを意味するのです。

 

現段階ではまだ大手製薬会社によるHAMLETへの投資が必要ですが、この奇跡的で「無限に複雑」な液体を作れるのは私たち母親だけだということを、母親として自分達に言い聞かせましょう。母乳は栄養であり、安らぎであり、奇跡の治療法など様々なものなのです!

 

母乳というのは不思議なものですね。