子供が泥を食べたときによく見ておくべきこと

子供が泥を食べた時の症状の見分け方。

 

幼児や子供は心配が尽きませんよね。彼らは好奇心が旺盛で常に新しいものを発見しています。どうして泥なんて食べるのかなどと思いながら、子供にはよくある無害なものだろうと特に気にもせず忘れてしまったことなどありませんか。しかし、これがさらに重大な問題につながっている可能性もあるのです。

 

もしあなたの子供が頻繁に泥を食べている場合、異食症と呼ばれる摂食障害を持つ可能性があります。

 

あなたの子供が異食症が原因で泥を食べている場合、それは彼の好奇心が食べ物以外のものを摂取したいという衝動を感じさせているのです。

 

異食症とは?

 

異食症は英語でピカといい、ラテン語で"カササギ"を意味します。カササギとは、なんでも口にしてしまうその変わった食習慣で知られている鳥です。異食症は泥や塗料、紙、チョークのような物質を摂取し続ける症状を持ちます。栄養価のない食品以外のものです。

 

1〜6歳の子供の推定10〜30%がこの障害に苦しんでいます。

 

そして異食症は妊婦にも多い摂食障害です!子供だけというわけではないのです。

 

しかし、異食症を発症する子供の大部分は、2〜3歳です。

 

異食症の特徴

 

子供が泥を食べる

 

さて、子供が泥を食べたからといってすぐにはパニックに陥らないでくださいね。異食症には、きちんと定義されている症状が存在します。

 

異食症の子供は、自閉症、統合失調症、またはクライン・レバン症候群のような既存の精神状態の診断はされていないはずです。

 

非食品を摂取する症状は、発達上不適切な年齢になってからも1ヶ月以上持続しなければなりません。

 

食べることは家族の文化に受け入れられる習慣であってはなりません。

 

もし子供が精神障害(知的障害、広汎性発達障害、統合失調症)に苦しんでいて、泥を食べている場合は、深刻な病気の可能性があるので、ただちに医師の診察を受けてください。

 

異食症の子供は何でも食べてしまうようですが、他のもの比べ特に摂取頻度の高いものがいくつかあります。それには以下が含まれます:

  • 粘土
  • 塗料片
  • 石鹸
  • ガラス
  • チョーク
  • 髪の毛
  • 粉/澱粉

 

心の準備はいいですか、なんと彼らは排泄物まで食べてしまうのです!

 

あなたの子供が泥を食べるだけでは、異食症としての重要な定義要因は満たしません。それだけでは単なる物質の反復摂取ともいえます。

 

異食症の原因とは?

 

子供が泥を食べる

 

子供が異食症を発症する理由は多々あります。世界では、異食症は特に珍しいものではなく「文化による」症状と考える地域もあるようです。しかし、ほとんどの場合は異食症はミネラル欠乏または精神障害によって発症されます。

 

一般的な原因のいくつかとしては以下が挙げられます。

 

  • 鉄分や亜鉛などのミネラル欠乏症
  • セリアック病または鉤虫症もまた、異食症の発症原因となり得ます
  • 脳または脳傷害による化学的不均衡
  • 注意喚起行動
  • 強迫神経症
  • 母性喪失症候群、貧困または育児放棄

 

異食症の治療法とは?

 

異食症の発症起因や、いかなる理由で泥を食べていたとしても、できるだけ早く治療を受けさせる必要があります。なぜなら、より深刻な身体的、精神的な問題につながる可能性があるからです。

 

子供が泥や他の有害物質を摂取すると、精神障害や身体障害、鉛中毒や外科的緊急事態、歯科障害や栄養失調、寄生虫、腸閉塞症、穿孔および腸管障害などの重い合併障害を招く中毒症状を起こす可能性があります。

 

小児科医は、血液と鉛濃度、貧血確認のためヘモグロビンや感染症を検査、レントゲンで摂取物を特定し、尿や便のサンプルを採取し診断します。

 

異食症の治療方法:

 

子供の語彙やコミュニケーション能力を上げ、必要なものや望みを自分で伝えられるようにする。

 

泥やデタラメなものではなく、箱に食べられるものを入れておきそこから子供が自分で選べるようにする。

 

子供が異食症の治療に積極的ではない時

 

泥などの非食品を食べた時には、家事をさせることで罰を与える。

 

子供が異食症の症状を見せたら止める、他の部屋へ連れていきタイムアウトを与える。

 

異食症の治療は比較的に簡単な場合もあれば、そう幸運な場合ばかりでもありません時には専門家によるさらに複雑な知識や手法が必要な場合もあるのです。辛抱強く付き合っていくことが、重要です。

 

どういった治療になったとしても、常に前向きに、子供を応援してあげてください。

 

異食症の予防

 

子供が泥を食べる

 

言うまでもなく治療よりも予防が大事です。子供が泥を食べたことに気付いたその時に、芽を摘んでしまいましょう。それかできることならば、最初から起こらないようにしてください。では、どのように予防をするのでしょうか?

 

  • 子供になにが口に入れて安全で、なにが危険なものかを説明する。
  • 子供と食べ物と食べ物ではないものについて話をする。
  • 食べ物ではないものを口にしたらどんなことが起こるかを話す。
  • 口にしがちなもの(チョークなど)を手の届かないところに保管する。
  • 栄養バランスのとれた食事やスナックをたっぷり摂らせる。

 

ママ、パパ、子供が泥を食べていたら、注意してみてあげてください。少しでも気になることがあったら、専門家に相談してみて損はありません!

 

出典:Everyday Family