ケーキと癌には何かつながりがあるのか?

最先端を行くオンラインサイトが出版した記事によると、ケーキが癌の原因に関係性があるということです。本当かどうか確認してみましょう!

 

お父さん、お母さ。私はケーキが大好きです。妻はカップケーキ職人です。いうまでもなく頻繁に味見をしています。ですから、「ケーキと癌の恐ろしい関係性」というオンラインサイトの記事を目にした時の恐怖は計り知れません。カップケーキを置き、記事を読み続けました。

 

有益な情報ではありますが、この記事はケーキと癌のつながりを全く示してはいませんでした。目に留まりやすいキャッチフレーズの記事の一つでした。この記事とタイトルが似ていると思われるかもしれません。しかし、この記事の目的は、本当にケーキと癌に関係性があるのかを調査するものです。

 

答えを簡単に言うと、複雑でまだわからないということです。そうは言ってもこの記事で議論されている研究について調べてみましょう。

 

癌における砂糖の役割

 

砂糖と癌

 

ダラスのテキサス大学の科学者のよる研究によると、いくつかの種類の癌は他のものに比べ砂糖によって決まる場合が多いそうです。この記事の”砂糖”の項目も合わせて読んでください。このチームは癌に関する莫大なデータベースを確認しました。その中で、グルコースを細胞へ運ぶ役割を持つ特有のたんぱく質GLUT1が、1種類の肺がん‐扁平上皮癌において高いとわかりました。この種類の癌においてタンパク質が非常に活発であるという実験結果がいくつかでています。実際、別の肺がん‐腺がんにおいてよりも活発です。

 

しかし、砂糖を食べることで扁平上皮癌になるというわけではありません。同じ研究者たちがこの二つの因果関係をさらに研究しています。ですから、医者である私が、いま手元にある証拠から下記の2点にまとめました。

 

  1. ケーキや砂糖が癌の原因であるという強固な証拠はない。
  2. すでに存在している癌を砂糖が悪化させるかどうかという調査が必要である。

 

癌とは一体何なのか

 

砂糖と癌

 

癌について簡単に説明します。私たちの体は細胞で出来上がっています。それぞれの細胞は数日・数か月・数年と寿命があります。そしてそれらはアポプトーシスと呼ばれる計画的細胞死を経験します。ケガなどで時期を早めて死んでしまう細胞もあります。いかなる場合においても、ほとんどの細胞が同様の新しい細胞に作り替えられます。ですから組織の中の細胞の数がある程度一定を保てるのです。組織がいつも以上に働く必要がある場合は、細胞の数や細胞の大きさが増えます。これらはフィードバックメカニズムによって管理されます。

 

では、ここでいたずら細胞が秩序に従わないと想像してください。死ぬことを嫌がり、逆に数を増やしてしまいます。それらの内部の変化によって普通の細胞のように見えるのも嫌がります。これらの細胞が体の体系をハイジャックし自分自身の栄養の為に新しい血管を作り、体の通常の機能に使うはずであるエネルギーを使い始めてしまうのです。これは突然変異・発がん性物質により又は特に理由もなく発生します。これが簡単に言う癌です。

 

全ての癌が個体ではありません。中には血液や免疫システムにおける液体の癌細胞もあります。これらも身体に非常に多くの悪影響を及ぼし、時には命にかかわるものになります。これは非常に簡単に説明したものです。現実では、20種類以上もの癌があり、それぞれ異なる取り組みが必要です。先輩教授は良く、「太陽を含む太陽の下にあるものは、全て発がん物質である。」と言っていました。

 

砂糖と癌

 

砂糖と癌

 

様々なインターネットの記事の多くで、ある特定の食べ物が癌を引き起こすというものがあります。私はこれをうのみにしていません。(塩も癌の原因であるという人もいるようですが、私は気にしません) 砂糖に関する記事を目にした時に、体のほとんどの普通の細胞はエネルギーの為に糖分が必要であると念頭に入れておかなければなりません。この記事でいう砂糖は炭水化物を表します。グルコース・果糖・しょとう・ガラクトースも全て砂糖です。これらは全て違った形で体にエネルギーを与えます。ですから、体にとって不可欠なのです。

 

キャンサーリサーチUKとは世界中の癌調査において有名な名前の一つです。この組織は政府から資金を得て癌を撲滅する調査を行っています。彼らによって発行された記事の一つが癌の迷信について覆しました。それは、砂糖が癌の原因であるという証拠が不十分であるという内容でした。しかし、記事は少し時代遅れのようです。ダラスのテキサス大学の科学者達による研究結果を見た後の彼らの反応を見てみたいです。しかし、何事も適度が大事です。

 

ですから、お母さん達、そういう意味で癌はケーキやパイが原因で起こるわけではないかもしれません。しかし、キャンサーリサーチUKの専門家達の話を引用してみると、

 

ですから、お父さん、お母さん、人生のささやかな喜びつまりケーキを止める必要はありません。お子さんやあなた自身もバランスの取れた食事をすることが大事です。

 

アネイ・バレラオ

医師で普通のお父さん。自分の8か月の息子の子育てについての研究を楽しんでいます。