【がんで妻を亡くしたシンガポールの夫】感謝と悲しみを胸に、前に歩み始める

以前こちらでお伝えした妻をがんで亡くしたシンガポールの夫の話は大きな反響をもたらし、ジェレミーと彼の息子へ暖かいコメントが多く寄せられました。今回はジェレミー・シムからのメッセージをお伝えします。

 

先月、がんで妻を亡くしたシンガポールの夫、ジェレミー・シムの話をお伝えしました。

 

彼の話は大きな反響を呼び、ジェレミーと息子のザックへ暖かいコメントと支援が様々な方から寄せられました。

 

その後ジェレミーとザックがどうしているか連絡を取ってみたところ、このようなメッセージを頂きました。ジェレミーとザック君へ手を差し伸べた方全てへのメッセージだそうです。

 

ジェレミーのメッセージ

 

がんで妻を亡くした

 

その後もザックと私にとって道のりは険しく、妻はもう帰ってこないという悲しい事実がゆっくりと現実味を帯びてきています。

 

部屋に入ると直ぐにザックはママを呼び、ママの写真に駆け寄りキスをします。パパもママがいなくて寂しいと伝えると、ザックは私を抱きしめ、キスをし、涙をぬぐってくれるのです。

 

妻がもう戻ってはこないという現実を少しずつ受け入れています。しかし、妻がいなくなってからの毎日はとても辛く、事あるごとに戻ってきて欲しいと思ってしまいます。

 

ザックと2人で楽しんでいても、ふとした瞬間に妻も一緒に笑っていたらなと考えてしまいます。変に気を使わせては申し訳ないので周囲の人には悲しみについて話すことは控えています。睡眠薬に頼らないと悲しさで眠れないこともあります。

 

気が安らぐダウンタウン・イーストのスターバックスにはよく行きます。イヤホンをして自分の世界にこもり、お茶をすすりながらぼーっと宙を眺めていると、涙が出てしまうこともあります。

 

仕事は忙しく気を紛らわせてくれますが、仕事中に妻とメッセージしたことを思い出すと悲しくなってしまいます。妻が玄関先で待っていてくれていることを考えながら毎日家に帰っています。寄り道もせずまっすぐ家に帰ることがほとんどです。妻中心の毎日でしたから。妻が私の全てでした。

 

最近は私の両親も年を取ってきてました。両親には2歳のイヤイヤ期に突入したザックの対応が難しいと考え、ザックを保育園に預けなくてはいけなくなりましたが、たった3日で手足口病になってしまいました。今は回復してきたので来月からまた通わせます。

 

妻の希望と夫の感謝の念

 

theAsianparentの最初の記事に書かれていたように、妻は自分の持ち物を寄付したがっていました。しかし、妻の持ち物を思い出として残すために、代わりに私が幼いころから集めてきたスターウォーズのお宝を寄付することにしました。

 

シンガポールの第501軍団、Cathar Base Singapura レベル・リージョン、starwars.sg 銀河元老院の皆さんには、マリーナベイサンズで開催された「STGCC 2017」で大変お世話になりました。同イベント会場で行われた「カミラ・フォン・チア・ミーを偲んで」の募金活動の企画・実施の全てでお手伝いしていただきました。

 

女性と子供は誰しも健康でいて欲しいという願いから、収益金はKK婦人・小児病院の保険基金へ寄付させていただきました。

 

素晴らしいですね!

 

イベントでの心温まる一コマ

 

才能あふれる有名なディズニーアーティストであるジェームズ・C・マリガンは、私たちの話に感動し素敵な作品をプレゼントしてくださいました。彼の温かいお気持ちに感謝いたします。どうもありがとうございました。

 

そして、私の話を読んで感動されたある紳士は、彼のお名前は伺えなかったのですが、$1000紙幣で私の物を買って行かれました。

 

しかし、一番感動したのは彼がとった次の行動です。彼はどのアイテムが私の一番のお気に入りかを聞くとそれを買い、そして二度と売りに出してはいけない、息子にあげるようにと、それを私にプレゼントしてくれたのです。涙が止まりませんでした。優しいお気持ち、本当にありがとうございました。

 

私がジェレミーかと尋ねて来た方もたくさんいました。彼らは何も買わずに寄付だけをしに来てくれたのです。ご寄付ありがとうございました。また、募金活動のためにとおもちゃを寄付してくださった方。コレクションを手放す辛さを分かっているコレクターの仲間たちからのハグ。本当に感謝しています。

 

シンガポール第501軍団の皆さんには完璧な仕上がりのE-11ブラスター、パッチ、カード、第501軍団の20周年記念Tシャツと第501軍団キャップを頂きました。武器を完成さえ、チャリティーイベントに参加するインスピレーションになることでしょう。本当にありがとう!

 

私の募金活動に個人的に寄付してくださったKK婦人・小児病院のスタッフの皆さま、優しいお気持ちに感謝しています。

 

募金活動で忙しくしているときに息子の面倒を見てくれたミニ・ストームトルーパー、ありがとう。

 

マリーナベイサンズにコレクションを運ぶ手伝いをしてくれた友人や値段の設定で手伝ってくれたスハイミ、あなた達のおかげです。ありがとう。

 

友人であるリアンヌとカールティックは募金活動のボランティアをしてくれました。あなたたちなしでは、できませんでした。ありがとうございました。

 

寄付をし募金活動を支援してくれた海軍の友人。ありがとうございました。

 

寄付や私のサポートをし、そして大切にとっておくようにと買ったものを返してくれた友人、親戚や家族の皆さん。感謝してもしきれません。

 

そして、大勢の人の目に触れるようにと私の投稿を拡散してくださった皆さん、ありがとうございました。

 

第501軍隊、Cathar Base Singapura レベル・リージョン、starwars.sg 銀河元老院、KK婦人・小児病院のスタッフ、メディア、医師、同僚、海軍の友人、友人、親戚と家族の皆さん、本当に、本当にありがとうございました。言葉では言い表せないほどカミラも私も感謝しています。

 

皆さんの温かいお心遣いに感動しています。スターウォーズは私にとっていつも特別なものですが、今はその気持ちが一層強くなっています。

 

愛するカミラへ・・・

 

がんで妻を亡くした

 

君がこの世を去ってから僕たちの幸せな時間は止まってしまった。君のいない1日は、暗闇にいる1年のように感じるよ。毎日がどんよりしている。僕たちは日々の生活を続けているけど、いつも、いつも君のことを想っているよ。僕たちの心は半分に欠けてしまったようだよ。

 

今日、9月21日は、君が去ってからちょうど4ヶ月。本当に寂しいよ。できることなら会いに来てほしい。

 

もう子どもができないと分かったとき一緒に始めた「等身大のR2-D2」プロジェクトはしっかりと完成させるからね。僕たちはスターウォーズの大ファンだからね。ザックが遊べるインタラクティブなR2-D2を仕上げるよ。君への想いを込めて名前を「R2-CF」に変えるね。

 

そして最後に、ザックとお互いを大切にし、ザックと幸せな日々を過ごすという君との一番難しい約束。

 

愛する君とのこの約束は必ず果たすよ。必ず。